秋田中央高校が坊主じゃない理由は？野球部なのに丸刈り廃止？

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秋田県は2019年は秋田中央高校が甲子園出場を決めました！

秋田中央高校は2019年の春から坊主(丸刈り)を辞めたんです！

野球部＝丸刈りのイメージが強いですが、実は全国的に野球部でも脱丸刈りの流れが来ています。

今回は、秋田中央高校が坊主じゃない理由等について、まとめました。

甲子園には坊主頭(丸刈り)で出場？引退が近いから？

よくありそうなのが、地方大会では坊主頭から髪がそのまま伸びた状態になっているパターンです。

地方大会をその状態で勝ち抜いて甲子園出場を決め、甲子園に出てきたときには丸刈りにしているというパターンがありますね！

それもかなり薄い丸刈り！

気合の表れとも言えそうです。

また、3年生は引退間近です。

甲子園で敗退すれば3年生は引退です。

引退後は坊主ではなく、髪を伸ばす人がほとんどでしょう。

引退後、早く伸ばしたいという理由で、坊主頭からそのまま髪が伸びた状態にしているというパターンもあり得ます。

しかし、秋田中央高校の選手1人1人の頭をチェックしてみてください。

何も3年生だけが坊主ではないというわけではないです。

実は、他に理由があったのです。

秋田中央高校が坊主じゃない理由は野球部なのに丸刈り廃止？

秋田中央高校では、2019年の春から丸刈りを廃止しました。

秋田中央高校野球部の佐藤幸彦監督は「野球部＝坊主頭。考えもせず、ただ坊主頭にしていないか？」と選手に疑問を投げかけ、丸刈りを廃止しました。

丸刈り廃止になって、選手たちは「髪型は関係ないというところを見せたい！」と意気込み、甲子園にも出場できました。

高校の中には、部員不足に悩み、他校との連合チームで県予選に臨むチームもあります。

そのため、その高校の野球部の監督が部員たちに丸刈り廃止を提案すると、「恥ずかしい。」と言われたこともあるそうです。

丸刈りにするのが嫌だから中学校で野球は辞めたという人も中にはいるはずですから、丸刈りを廃止することは部員増加につながるのは間違いありません。

また、丸刈りにしていないチーム＝弱いチームと連想されることも多いです。

大谷翔平選手の出身校でもある花巻東高校も2018年の夏の甲子園が終わってから丸刈りを廃止しています。

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秋田中央高校の佐藤監督が脱坊主に踏み切った理由は、「(丸刈りにすることを)考えないでやってない？野球部＝坊主頭。ただ坊主頭にしていないか？と。ヘアスタイルも考えて行動してみよう！」ということのようです。

確かにこれまで何も考えずに坊主頭にしていた人は多いはずです。

この提案をしたとき、選手たちはキョトン顔で「先生何言ってるの？」とか「面倒くさいから坊主がいいです。」という人もいたようですが、「みんながやっているから。」とか「面倒くさいから。」という理由で坊主にするのはなしにしよう！ということになりました。

試合に負けたときは、「ほら、髪なんか伸ばしているから！」と言う方もいることでしょう。

しかし、「だからこそ、やってみよう！」ということで丸刈り廃止が決定しました。

実は、秋田中央高校が丸刈り廃止を決定した後、花巻東高校と練習試合がありました。

先程も言った通り、花巻東高校も2018年の夏の甲子園終了時から丸刈りを廃止しています。

秋田中央高校の選手たちは、花巻東高校も丸刈りを廃止していたことを知らなかったようで、驚きの他にも「シンプルにかっこいい。」とか「普通に爽やかにプレーしていたので髪を伸ばしてもいいのかなと思った。」という好意的な意見が多くみられたということです。

やはり、野球強豪校が丸刈りを廃止したとなると、他の高校に与える影響は大きいのですね。

甲子園に出場するような強豪校が丸刈りを辞めたことで、今後も脱丸刈りの流れは続くでしょうね。

秋田中央高校も花巻東高校も、本質的には同じ理由での丸刈り廃止だと思います。

負けたら「髪を伸ばしているからだ！」という人は少なからずいるでしょうし、「そういわれないように勝つ！」というモチベーションにもなって逆に良い効果をもたらしているのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか？

秋田中央高校と花巻東高校は練習試合もしていたんですね！

秋田と岩手なのでお隣の県同士です。

昨年は秋田の金足農業が公立ながら準優勝と健闘しました。

坊主頭ではない隣同士のこの2校は、甲子園でどこまで行くか見ものであります。