毎月携帯代、保険代、公共料金、クレジットカード代等で毎月銀行から引き落としがありますが、仮に銀行の残高が不足していた場合、どうなるのかご存知でしょうか?
引き落とし日当日朝に残高不足であることに気づけば、当日入金で引き落としに間に合うのでしょうか?
また、定期預金もしていた場合、定期預金の方から補填されてしまうのでしょうか?
今回は、銀行引き落としで残高不足になった場合どうなるのか、まとめました。
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銀行引き落とし残高不足の場合どうなる?当日入金で間に合う?

銀行からの引き落とし時間は、金融機関によって異なるので、一概には言えませんので、その銀行に問い合わせるしかありません。
もし、引き落とし日当日入金が、引き落とし時間に間に合えば、セーフです。
銀行引き落とし残高不足で定期預金を担保に自動借入?

引き落とし日当日の朝、残高不足でも引き落とし時間までに入金しておけば引き落としされるというのは分かりました。
しかし、うっかり忘れていた場合や、当日入金しても間に合わなかった場合はどうなってしまうのでしょうか?
クレジットカードにおいては、銀行の残高不足により、引き落としができず、延滞金が発生することもあり得ますよね。
再引き落としもできなかった場合、信用情報に「×」がつく可能性もあります。
こんな時には、自動借入機能が便利です。
自動借入機能とは?
自動借入とは、普通預金の残高が不足した場合に、定期預金や公共債を担保に自動借入ができる仕組み。
定期性預金を自動借り入れの対象にするには、総合通帳に付随する預け入れの項に預入する必要がある。
貸付範囲は、定期預金合計額の90%以内で、かつ、最高200万円までという銀行が多い。
例えば、総合通帳に定期預金10万円を預入すれば、普通預金残高に加えて9万円までの引き落としには対応できます。
しかし、これは定期預金の本来の目的である貯蓄ではありません。
また、これは銀行からお金を借りることになるため、利息の支払いが必要になります。
本来は自分のお金ではあるものの、普通預金とは異なるところに預入しているため、銀行は貸付利息を取るのです。
銀行引き落とし残高不足で連絡が来る?

残高不足で引き落としができなかった場合、すぐ本人に連絡が来る訳ではありません。
多くの場合は、引き落としができなかった場合、数日後再引き落としがかかります。
金融機関によっては、再引き落とし日の連絡をするところもあるようです。
また、最近では少なくなりましたが、コンビニ払い用の用紙を郵送で送られてくる場合もあります。
その場合は、指定されている日付までにコンビニ払いで支払います。
コンビニ払いだとコンビニ決済の手数料もかかりますし、支払い遅延に伴う延滞金も支払わなくてはいけなくなります。
銀行引き落とし残高不足で信用情報に傷が付く?

銀行の残高不足で引き落としができなかった場合、信用情報に傷がつくのでしょうか?
いわゆるブラックというやつです。
ブラックリストは信用情報機関に、金融事故情報が登録されることです。
一度であれば、残高不足で引き落としができなかったとしても、信用情報に傷は付きません。
再引き落としのときにきちんと入金していれば、問題ありません。
一度の残高不足ではブラックになりませんが、数ヶ月引き落としができない状態が続くと、高確率で信用情報に傷が付きます!
銀行引き落とし残高不足にならないために

銀行の残高不足による引き落としができないことがないように、以下の点に気をつけましょう。
- 引き落とし日当日の入金はしない。
- 給与が振込される口座を指定する。
- 引き落とし日を忘れないように、リマインダー登録等をする。
引き落とし日の引き落とし時間に間に合うようであれば、当日入金でも引き落としされますが、基本的に前日までに入金をすませるべきです。
また、一々引き落とし口座に入金する必要がないように、給与が振込される口座を指定しましょう。
給与の振込口座と分ける必要がある場合は、スマホのアラームやリマインダー等を登録し、絶対に忘れないようにしてください。
まとめ
- 銀行からの引き落とし時間は、金融機関によって異なるので、一概には言えないので、その銀行に問い合わせるしかないが、引き落とし日の当日入金が、引き落とし時間に間に合えば、セーフ。
- 総合通帳に定期預金10万円を預入すれば、普通預金残高に加えて9万円までの引き落としに対応できるが、銀行からお金を借りることになるため、利息の支払いが必要になる。
- 残高不足で引き落としができなかった場合、すぐ本人に連絡が来る訳ではない。多くの場合は、引き落としができなかった場合、数日後再引き落としがかかる。
- 銀行の残高不足により、引き落としができなかった一度できなかっただけでは信用情報に傷は付かないが、数ヶ月引き落としができない状態が続くと、高確率で信用情報に傷が付く。
- 銀行の引き落としで残高不足にならないように、「当日入金をしない」、「給与の振込口座を引き落とし口座にする」、「引き落とし日を忘れないようにリマインダー等の登録をする」等の対策をするべきである。
いかがでしたか?
残高不足になっても、一発でブラックにはならないものの、引き落とし日の前日までに入金しておくのは当たり前です。
残高不足にならないように、前日までに入金するようにしてくださいね!