最近世界最大手の仮想通貨取引所であるBinanceが、独自トークンBNBの新たなブロックチェーン「BinanceChain」のメインネットへ移行しました。
それまではBNBはイーサリアムベースのブロックチェーンにERC20トークンとして存在していました。
ですので、私はBNBをERC20対応のウォレットに入れていたのですが、BNBがメインネットへ移行したことで、それまでウォレットに保有していた既存のBNBはどうすればよいのか、どうすれば新しいBNBに変換できるのかというのが、当記事の内容です。
BNBがメインネットへ移行!

Binanceの取引所トークンであるBNBは、新たなブロックチェーン「BinanceChain」のメインネットへ移行されました。
BinanceChainnはBinanceが開発した独自ブロックチェーンで、これまではBNBはERC20トークンでした。
Binanceによると、Binanceチェーン上のトークンに対し、既存のトークンを1対1で交換するということで、自身が保有しているBNBをBinanceウォレットに入れておくだけで、自動的に変換されるということです。
外部ウォレット保管のBNB(ERC20トークン)の対処法は?

BinanceにそのままBNBを置いている人は、そのままBinanceのウォレットに入れておくだけで、自動的に変換されるので、特に問題はありませんが、外部ウォレットに保管している人は自動的に変換されることはなく、ERC20トークンのままです。
では、どうすれば変換されるのかというと、ERC20のBNBを保管しているウォレットからBinanceに送金してください。
と言っても、既存のBNBはERC20トークンですから、送金先のアドレスは、新しいBNBのアドレスではありません。
ERC20は、イーサリアムベースですから、ETHのアドレスです。
BinanceのETHのアドレス宛に送金すると、自動的にERC20のBNBは新たなBNBに変換されます!
実際、私もERC20トークン対応のウォレットにERC20のBNBを入れていましたが、BinanceのETHアドレス宛に送金したら自動的に変換されました。
もし、あなたがChangelly等でBNBを交換していて外部ウォレットにERC20のBNBを保管していたのであれば、Binanceの口座を開設することをおすすめします。
仮想通貨はハードウェアウォレットで管理しよう!

これまで、世界中の仮想通貨取引所では、ハッキング事件が後を絶ちません。
日本でもコインチェックやZaifのハッキング事件がありましたね。
取引所にコインを置いておくことは危険なので、自分の管理下に置いておくのが大切です。
そこで登場するのが、ハードウェアウォレットです。
私も2種類持っています。
最初に購入したのは、一番メジャーなレジャーナノSです。
レジャーナノSはマイイーサウォレットと連携することができ、ERC20トークンの保管も可能ですので、ICOで購入したトークンの保管もでき、非常に便利です。
しかし、デメリットもあります。
レジャーナノSをはじめとするハードウェアウォレットは、ほとんどがパソコンと接続が必要なものです。
いちいちパソコンと接続するの面倒ではありませんか?
パソコンではなく、常に持ち歩いているスマホで管理できたら・・・。
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにはクールウォレットSをおすすめします。
クールウォレットSはクレジットカードのような見た目で財布に入れてかさばることがありません。
そして、クールウォレットSはBluetooth接続でスマホと接続し、送金ができます。
これ1つあると重宝しますよ!
私はクールウォレットSを購入してからレジャーナノSの出番がなくなりました(汗)
こちらの記事でクールウォレットSを紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね!

ERC20トークンではないBNBも保管可能ですし、USDT等もステーブルコインも保管可能です。
Changellyも登録なしで交換ができますので、かなり便利です。
まとめ
- BNBが新たなブロックチェーン「BinanceChain」のメインネットへ移行した。
- BNBはそれまではイーサリアムベースのERC20トークンだった。
- BNBはBinanceに置いている人は、そのままでも自動的に変換される。
- BNB(ERC20)を外部ウォレットに保管していた人は、BinanceのETHアドレス宛に送金することで、自動的に変換される。
いかがでしたか?
私はERC20のBNBをクールウォレットSで保管していましたが、Changellyで別の通貨に交換しようとしたところ、できなくなっており、「なぜ?」と思い、調べたところメインネットに移行したことを知りました(笑)
既存のERC20のBNBを保有していた人は、BinanceのETHアドレス宛に送金するだけですので、何ら迷うことはありません。
ちなみにUSDTもOmni LayerとERC20の2種類あるので注意が必要です!
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
