2018年はCoincheckやZaifでハッキングにより仮想通貨が盗まれてしまう事件がありましたので、取引所にそのまま置いておくのが危ないと考え、セキュリティに対する意識が高まったのではないでしょうか?
あなたはハードウェアウォレットを使っていますか?
ハードウェアウォレットのほとんどはパソコンと接続しないと使うことができません。
実はパソコンがなくてもスマホ(iPhone/Andoroid)があれば使えるハードウォレットがあるんです!
今回は、その中でもクールウォレットS(CoolWallet S)を紹介します。
コンテンツ
クールウォレットS(CoolWallet S)を購入してみた!
クールウォレットSを購入してみました!
クールウォレットSが届きましたので、開封していきます!




ケースも入れて、以下の物が入っていました。
- ケース
- 充電器
- リカバリカード
- ケーブル
- 本体
写真に写し漏れたのですが、クールウォレットSの盾のマークのステッカーも入っていました!
クールウォレットS(CoolWallet S)の対応通貨は?
クールウォレットSは対応通貨が少ないという声が多いですが、実際クールウォレットSの対応通貨は本当に少ないのでしょうか?
私はクールウォレットSをAmazonで購入しましたが、Amazonの商品ページではこう記載があります。
- BTC
- ETH
- LTC
- XRP
- BCH
- BNB
- USDT
しかし、実際アプリを入れてチェックしてみると、他にも色んな仮想通貨が扱えるようです。
ERC20トークンも扱えます。
これは自分でコントラクトアドレス(トークン契約アドレス)を入力すれば、追加できます。
ちなみに表示する仮想通貨は自分で設定できるのですが、その設定画面はこのようになっています。

結構多くないですか?
NOAHとGGTは自分で追加しました。
クールウォレットSはアップデートにより、対応通貨が徐々に増えているんです。
まとめると、2019年3月現在対応している通貨は以下の通りです。
- ATU
- BCH
- BDG
- BNB
- BTC
- CTXC
- DAI
- ETH
- FMF
- GUSD
- JAYZ
- JOY
- LTC
- MTL
- TUSD
- USDC
- USDT
- WETH
- XRP
- ZEN
- ZPR
- ZRX
- ERC20トークン
BTC、ETH、LTC、XRP等の主要通貨はありますし、ERC20トークンも保管できます。
クールウォレットS(CoolWallet S)の充電方法は?
慣れれば迷うことはないのですが、初めて充電するという方は、クールウォレットSの充電方法に迷うのではないでしょうか?
充電器に挿しこむカードの向きですね。
充電器に「く」を横にしたような印が付いていますので、それを目印にしてください。
挿しこむカードの向きは画面がある方と充電器の印がある方を同じ向きと覚えておきましょう。
こんな感じです!

挿し込む方向が合っている場合は、赤いランプが付いて充電されます。
クールウォレットS(CoolWallet S)の初期設定方法は?
クールウォレットSは初期設定が必要です。
初期設定さえしてしまえば、使用していく上で、特に面倒なことはありません。
充電した後、以下の手順で初期設定を済ませてください。
私はiPhoneですので、iPhoneの手順を記載しています。
Androidとは少し手順が異なる可能性があります。
クールウォレットS(CoolWallet S)用アプリをダウンロード
まずは、アプリをダウンロードする必要があります。
Andoroid、もしくは、iPhone用のアプリをダウンロードしてください。
クールウォレットS(CoolWallet S)とスマホをペアリング①
次に、クールウォレットSとスマホ(iPhone/Android)をBluetoothでペアリングします。
クールウォレットSの電源を入れましょう。(ボタン長押し)
アプリを起動すると以下のような画面が開きます。

「接続」をタップしてください。
ペアリングの要求をされますので、クールウォレットSのディスプレイ上に表示されたコードを入力しましょう。

クールウォレットS(CoolWallet S)のファームウェアを更新
次に、ファームウェアを更新します。

ファームウェア更新ご、「完了」をタップしてください。

取扱通貨が増えた場合等、ファームウェアのアップデートが必要になります。
ファームウェアのアップデート手順はこちらの記事をご覧ください。

クールウォレットS(CoolWallet S)とスマホをペアリング②
再度、クールウォレットSとスマホをペアリングします。

ウォレットの作成
「ウォレットの作成」をタップします。

リカバリコードの作成
次に、リカバリコードの作成をします。
リカバリコードはウォレットの復元に必要ですので、失くさないように気をつけてください。
12桁/18桁/24桁のいずれかを選択します。
桁数が多いほど、セキュリティが高くなりますが、ここでは12桁を選択します。
作成されたリカバリコードを書き写してください。
リカバリコードは画像ファイルで保存することもできます。

書き写す、または、画像ファイルで保存後、「シードを書き写して保存してください」をタップします。

これで完了!
クールウォレットS(CoolWallet S)の入金手順は?
入金したい場合は、下の「受取」のアイコンをタップします。

右上で入金する通貨を選択してください。
アドレスとQRコードが表示されますので、取引所やウォレットから表示されたアドレスに送金してください。
クールウォレットS(CoolWallet S)の出金手順は?
出金したい場合は、下の「送付」のアイコンをタップします。

右上で入金する通貨を選択してください。
送付先アドレス、送金する金額を入力し、手数料を調整します。

「次へ」をタップします。
クールウォレットSに送金する金額、アドレスを確認後、ボタンを押すと送金されます。
クールウォレットS(CoolWallet S)のデメリット

クールウォレットSは充電タイプですので、しばらく充電していないと、いざ使いたいときに、使えません。
これがクールウォレットSのデメリットですね。
1ヶ月丸々使っていなかったとしても、毎月1回は充電しておきましょう。
クールウォレットS(CoolWallet S)のメリット

一般的なハードウェアウォレットは、パソコンにケーブルで接続する必要があります。
クールウォレットSのメリットは、やはりパソコンが要らないことです。
しかも、カード型ですので、お財布に入れておくことができます。
耐久性も抜群です。
対応通貨が少ないという声もありますが、アップデートが今後もされ、追加されていきますし、現状でも私にとっては少ないという認識はありません。
私はレジャーナノSも持っていますが、最近ではクールウォレットSメインになってしまいましたね。
それぐらい便利ですし、使うのが楽しいです。
良かったらぜひ使ってみてください。