大半のクラウド会計ソフトはフリープラン(無料)があります。
大手クラウド会計ソフトであるMFクラウド確定申告はどこまで無料でできるのでしょうか?
有料登録するとどんなことができるようになるのでしょうか?
今回は、MFクラウド確定申告はフリープランでどこまで使えるのか、有料登録不要なのかについて、解説します。
コンテンツ
MFクラウド確定申告はフリープラン(無料)でも使える機能と制限は?

MFクラウドにはフリープラン(無料)と有料プランがあります。
MFクラウドのフリープランでは有料プランと同じ機能(仕訳や帳簿作成・確定申告書の作成・メールサポート)がほとんど使えますが、大きな違いは以下の点です。
- 仕訳登録できる件数が年間50件まで
- チャットサポートは登録後30日まで
- 作成した帳簿や確定申告書の印刷ができない
- 仕訳の学習機能がない
- 勘定科目の自動提案ができない
仕訳登録できる件数が年間50件まで
年間50件までしか仕訳登録ができないということは、1ヶ月あたり4件前後しか登録できないということになります。
取引が少ない方だとフリープランでも間に合うかもしれませんが、ほとんどの方は年間50件では足りないでしょう。
チャットサポートは登録後30日まで
チャットサポートはフリープランだと登録後30日までですので、それ以降はチャットサポートを利用することができません。
作成した帳簿や確定申告書の印刷ができない
MFクラウド確定申告では、作成した帳簿や確定申告書の印刷ができません。
ですから、実際に確定申告する際は、各項目を転記する必要があるでしょう。
仕訳の学習機能がない・勘定科目の自動提案
MFクラウド確定申告では、過去に登録した内容を元に、次回以降自動で仕訳してくれる機能で、自分で選択する手間が省けます。
これはフリープランだと使えませんので、全部自分で選択していくことになります。
勘定科目については、領収書等の内容から勘定科目を推測し、自動で提案してくれる機能が有料プランにはありますが、フリープランでは使えません。
MFクラウド確定申告のフリープランは、まとめると以下のようになります。
- フリープランは年間仕訳数が極端に少ない人向け
- 年間仕訳数が50件を超える人、便利に使いたい人は有料登録すべき
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MFクラウド確定申告では有料プランを無料で試用もできる?

ここまでMFクラウド確定申告のフリープランでできること、有料登録しないとできないことを解説してきました。
しかし、フリープランとは別に、有料プランの1ヶ月無料トライアルを実施しています。
ここまで読んでいただいたあなたなら分かったと思いますが、無料プランでは年間50件という制限がありますから、実際に確定申告書を作成するのは厳しいです。
有料プランの1ヶ月無料トライアルであれば、制限なく使いこなすことができ、確定申告書の作成まですることができます。
無料トライアル中に料金の支払い設定をしなければ、お金はかかりません。
また、今後も有料プランを使い続けたいのであれば、有料プランに移行することができます。
勘のいい方なら分かったと思いますが、この無料トライアルを利用して確定申告書の作成までしてしまえば完全に無料で確定申告を済ますことができます。
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MFクラウド確定申告フリープラン(無料)で十分な人と有料プランが必要な人の違いは?

MFクラウド確定申告はフリープランだと年間50件までの登録しかできないという制限がありますので、大半の方は本格的に使っていこうとするとフリープランだと無理です。
ですので、無料で全部済ませられるのはごく一部の方です。
フリープランは取引件数の少ない人以外は、クラウド会計ソフトの検討中の方向けのお試しプランと言えます。
MFクラウド確定申告の有料プランは最も安いもので月額1,280円のパーソナルライトプランです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
私もMFクラウド確定申告のパーソナルライトプランを利用しています。
年払いだとちょっと安くなるのでおすすめです。
上で紹介した方法で、1年目は完全に無料で確定申告を済ますことはできますが、次の年はそうはいきません。
これは私の考えですが、クラウド会計ソフトの料金をケチって時間を消費してしまうのであれば、有料プランに登録して、サクッと済ませてしまった方が、事業に集中できて良いのではないでしょうか?
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MFクラウド確定申告と他社(freee・やよい)の無料プランを比較!

ここまでMFクラウド確定申告のフリープラン(無料)を中心に解説してきましたが、大手他社(freee・やよい)の無料プランはどうなっているのでしょうか?
表に無料プランでできること(〇)、できないこと(×)をまとめてみました。
項目 | 会計freee | MFクラウド確定申告 | やよいクラウド |
---|---|---|---|
取引記録・仕訳 | ○ | ○ | ○ |
確定申告書下書き | ○ | ○ | ○ |
帳簿作成 | ○ | ○ | ○ |
書類・帳簿の出力 | × | × | ○ |
サポート | ○ | ○ | × |
備考 | 取引の管理は 直近30日分のみ |
1年間の仕訳数は 50件まで |
青色申告は 1年間無料 |
公式サイト | [kaikeifreeetextcode] | [mfcloudkakuteishinkokutextcode] | [yayoicloudtextcode] |
MFクラウド確定申告は取引件数がかなり少ない人であれば無料でもずっと使っていけますが、取引件数が50件を超える場合は有料登録が必要です。
やよいクラウドは有料と変わらない機能が青色申告は1年間無料となっていますし、かなりお得感があります。
ちなみに1年間でやめることも可能です。
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まとめ
- MFクラウド確定申告のフリープラン(無料)では、「仕訳登録できる件数が年間50件まで」、「チャットサポートは登録後30日まで」、「作成した帳簿や確定申告書の印刷ができない」、「仕訳の学習機能がない」、「勘定科目の自動提案ができない」等の制限がある。
- MFクラウド確定申告では有料プランの1ヶ月無料トライアルも実施しており、これを確定申告が近くなってから利用すれば、完全に無料で済ますことはできる。
- MFクラウド確定申告のフリープランは、取引件数が極端に少ない人向け、クラウド会計ソフトの検討中の方向け。本格的に利用するとなると、ほとんどの方がフリープランでは足りない。
いかがでしたか?
今回は、MFクラウド確定申告のフリープラン(無料)について、解説してきました。
私は大手三社(会計freee、MFクラウド確定申告、やよいクラウド)をそれぞれ利用した上で、MFクラウド確定申告を利用し続けています。
有料登録したときに、本がもらえたので、MFクラウドの基本的なことを理解するのに役立ちました。
あなたも自分にあったクラウド会計ソフトを見つけてみてください。
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