私は昨年からサラリーマンをしながら副業もしていて、今年3月初めて自分で確定申告をしてきました。
ちなみに、65万円控除の青色申告です。
65万円控除の青色申告をするには、複式簿記で記帳することが条件となります。
色々不安でしたが、MFクラウド確定申告で思ったより簡単に済ませることができました!
今回は、MFクラウド確定申告について、紹介したいと思います。
コンテンツ
MFクラウド確定申告とは?青色でも白色でも使える?

あなたはこれから青色申告、もしくは、白色申告をしようと考えているのだと思いますが、MFクラウド確定申告では、青色申告と白色申告のどちらにも対応可能です。
白色申告
- 申請不要
- 特別控除なし
- 簡易簿記(単式簿記)で記帳
- 決算書は収支内訳書
青色申告
- 青色申告承認申請書の提出が必要
■10万円控除
- 簡易簿記(単式簿記)で記帳
- 決算書は損益計算書
■65万円控除
- 複式簿記で記帳
- 決算書は損益計算書・貸借対照表
MFクラウド確定申告の料金は?無料でも使える?

MFクラウド確定申告には、フリープラン/ベーシックプラン/あんしん電話サポート付きベーシックプランの3つのプランがあります。
フリープラン | ベーシックプラン | あんしん電話サポート付き ベーシックプラン |
|
---|---|---|---|
月額プラン(税抜) | 無料 | 800円/月 | – |
年額プラン(税抜) | 無料 | 8,800円/月 | 17,200円/月 |
仕訳件数 | 年間50件まで | 無制限 | 無制限 |
スマホアプリ | ○ | ○ | ○ |
アップデート (法令改正対応) |
○ | ○ | ○ |
メールサポート | ○ | ○ | ○ |
チャットサポート | 登録から30日 | ○ | ○ |
電話サポート | × | × | ○ |
仕訳データ エクスポート |
× | ○ | ○ |
フリープランは、お金がかかりませんが、年間50件までという制限があります。
年間50件なら、平均で月間4~5件の仕訳件数しか登録できないということになります。
取引が少ない場合はフリープランでも間に合うかもしれませんが、多くの方はベーシックプラン、もしくは、あんしん電話サポート付きベーシックプランを選択することになるでしょう。
ちなみに私は、電話サポートなしのベーシックプランです。
MFクラウド確定申告のやり方や手順は?

MFクラウド確定申告で青色申告を終えるまでの手順を簡単にまとめました。
- MFクラウド確定申告に登録
- MFクラウド確定申告で初期設定を行う
- MFクラウド確定申告で仕訳登録する
- MFクラウド確定申告で基本事項・収入・所得・控除額等の入力
- MFクラウド確定申告で確定申告書・決算書の印刷
- 税務署でチェックしてもらい提出
それでは、簡単に説明していきますね!
MFクラウド確定申告に登録

まず、MFクラウド確定申告に登録しましょう。
どんな感じなのかまずはフリープランで登録するのもありでしょう。
MFクラウド確定申告で初期設定を行う
MFクラウド確定申告で初期設定を行います。
- 事業所の登録
- 連携データの登録
- 開始残高の登録
連携データの登録では、銀行口座・クレジットカードを登録します。
銀行口座・クレジットカードを登録することで、自動的にデータを取り込むことができるようになります。
MFクラウド確定申告で仕訳登録する
銀行口座とクレジットカードのデータを取り込んで仕訳登録をしていきます。

MFクラウド確定申告で基本事項・収入・所得・控除額等の入力
確定申告書に出力する基本情報や収入・所得、所得から差し引かれる金額等を入力していきます。

MFクラウド確定申告で確定申告書・決算書の印刷
MFクラウド確定申告で確定申告書・決算書を印刷します。

税務署でチェックしてもらい提出
初めての確定申告で不安だったので、チェックしてもらってから提出しました。
MFクラウド確定申告はe-Taxに対応してる?

MFクラウド確定申告はe-Taxに対応しています。
ちなみに、2020年分の所得税確定申告から青色申告特別控除額・基礎控除額が変わることをご存知でしょうか?
■改正1 個人の方の所得について
- 青色申告特別控除額が変わります!(現行 65万円→改正後 55万円)
- 基礎控除額が変わります!(現行 38万円→改正後 48万円)
さらに・・・
■改正2 「(改正後)55万円の青色申告特別控除額」の適用要件に加えて
- e-Taxによる申告(電子申告)または電子帳簿保存を行うと、引き続き65万円の青色申告特別控除額が受けられます!
今までは基礎控除38万円+青色申告特別控除65万円の計103万円だったのが、e-Taxで申告することによって、基礎控除48万円+青色申告特別控除65万円(青色申告特別控除55万円+10万円)の計113万円となり、10万円の控除が増えるということになります!
MFクラウド確定申告の評判は?

私はMFクラウド確定申告を使い始めて、よかったなぁと思っているのですが、ネット上の評判ってどんな感じなんでしょうか?
TwitterでMFクラウド確定申告確定申告の評判について、調べてみました。
https://twitter.com/cpa_xxxxx/status/1120298951129755648
freee解約っと。MFクラウドへ移行完了。疲れた。
— ひげてて ( ˙灬˙ ) (@debutete) April 18, 2019
https://twitter.com/baron400mini/status/1117957832094040066
今日は久しぶりにお客さんにMFクラウドと請求書を導入した。細かいところまで気が配られてて本当にいいシステムだと感じたと同時にその完成度に嫉妬してしまった。
MFとは違うニーズに対する会計のソリューションで、かつMFやfreeeと連動できるソフトを作りたい。— 高橋俊明 (@toshimaru0617) April 17, 2019
https://twitter.com/zero_sala/status/1119890881002106880
MFクラウド確定申告は評判も上々ですが、中には簿記知識0では厳しいという方もいました。
確かに知識が全くゼロでは厳しいですが、MFクラウド確定申告の解説を読みながらやれば、難しいことはほとんどありません。
MFクラウド確定申告とfreeeはどっちが便利?

私はMFクラウド確定申告もfreeeも両方使ったことがあります。(freeeはお試しのみ)
その上で、MFクラウドに決めました。
料金がちょっとだけMFクラウド確定申告の方が安かったですし、青色申告の帳簿を複式簿記できちんと理解した上でやりたかったので、MFクラウド確定申告にしました。
年額プランの登録でこちらがもらえるキャンペーン中だったこともあり、MFクラウド確定申告に決めました。
1,080円の本で、確定申告についての基本的な知識とMFクラウド確定申告の使い方を学ぶことができます。
もしあなたが何も知識身につかなくてもいい!とにかく楽に確定申告したい!というならfreeeの方がいいかもしれませんね!
freeeの完全自動仕訳は、取得した明細データから全く操作不要で自動で仕訳作成することができる機能です。
まとめ
- MFクラウド確定申告は青色申告でも白色申告でも使える。
- MFクラウド確定申告は、フリープラン/ベーシックプラン/あんしん電話サポート付きベーシックプランがある。(フリープランは無料だが、50件までの取引のみ。)
- MFクラウド確定申告で確定申告する流れは、「MFクラウド確定申告に登録」→「MFクラウド確定申告で初期設定を行う」→「MFクラウド確定申告で仕訳登録する」→「MFクラウド確定申告で基本事項・収入・所得・控除額等の入力」→「MFクラウド確定申告で確定申告書・決算書の印刷」→「税務署でチェックしてもらい提出」。
- MFクラウド確定申告はe-Taxに対応している。
- MFクラウド確定申告は評判も上々だが、中には簿記知識0では厳しいという声もあった。
- freeeには全自動仕訳機能があり、取得した明細データから全く操作不要で自動で仕訳作成可能。MFクラウドは多少会計の知識が必要。
いかがでしたか?
今回は、確定申告にMFクラウド確定申告を紹介しました。
MFクラウド確定申告もfreeeもお試しで使うことができますので、まずはどんな感じか知って、自分がどちらが好みか体験してみるのが良いでしょう。
また、料金もそれぞれ異なりますから、自分に合っていて使いやすいか、料金が納得できる金額か等を考慮して決めましょう。
途中で会計ソフトを変更するのは手間ですから、最初にコレ!と決めたら、ずっと使っていきましょう。