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ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?移籍先無しで日本復帰?

野球少女
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2019年もシーズンオフとなり、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す選手も出てきました。

ポスティングシステムとは、どんな制度なのかご存知でしょうか?

今回は、ポスティングシステムとは何かルールや移籍先が無かった場合、日本復帰するのか?等についてお伝えします!

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ポスティングシステム(プロ野球)とは?ルールは?

解説する男性

ポスティングシステムとは、主としてFA(フリーエージェント)でない選手がメジャーリーグ(MLB)への移籍を希望した場合、その選手が所属している球団が行使する制度のことを言います。

日本では別名入札制度という言い方もあります。

誰でもポスティングシステムが利用できるというわけではなく、所属している球団の許可を得た選手のみが対象となります。

2013年にポスティングシステムが改正され、所属球団は2000万ドルを上限に譲渡金を設定されました。

獲得を望むメジャーリーグ(MLB)の球団がその金額を受け入れると、メジャーのその球団は選手との交渉権を獲得し、契約が成立すれば、移籍先となるメジャーの球団は日本の所属していた球団に譲渡金を支払います。

以前は、松坂大輔投手やダルビッシュ有投手のように5000万ドル以上の高額で落札されるケースがありました。

MLBは譲渡金の高騰を懸念し、2013年からは上限が2000万ドルと変更しています。

譲渡金の上限はかなり減額されたものの、それでも2000万ドルはかなり高額です。

譲渡金は所属していた日本の球団に入ることになりますから、ある意味、ポスティングシステムは、育ててくれた球団への恩返しとも言える制度でもあります。

しかし、2018年からはさらに改正されており、譲渡金は契約金総額に応じて決められることになりました。

  • 契約金総額が2500万ドル以下の場合、譲渡金はその20%
  • 2500万~5000万ドルの場合、譲渡金はその17.5%
  • 5000万ドル以上の場合、譲渡金はその15%

この条件だと、2000万ドルの譲渡金に達するには、かなりの大型契約でないと無理ということになります。

ポスティングシステム(プロ野球)でメジャーの移籍先が無ければ日本復帰?

野球男

仮に、選手がポスティングシステムの利用を、球団に許可されたとしても、獲得に乗り出すメジャーの球団が無かった場合、どうなるのでしょうか?

元の所属していた日本の球団に復帰することはできるのでしょうか?

2019年はシーズンが終わり、現在(2019年11月8日)はプレミア12が開催されていますが、この期間中にプレミア12の代表にも選ばれている菊池涼介内野手がポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ移籍を目指すことを球団が容認したと報道されました。

報道の内容によると、仮に獲得に手を挙げる球団が無ければ広島残留となる可能性も残されているということです。

獲得に動く球団が無くても、元の広島に残留することはできるみたいですね!

また、ポスティングシステムを利用してメジャーに移籍しても、力が振るわず戦力外となってしまう選手もいます。

その場合、日本球界に復帰するパターンも多いです。

古巣に戻る選手もいれば、別の球団に移籍する球団もいます。

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ポスティングシステム(プロ野球)で大谷はどうだった?

大谷翔平

エンゼルスで投打で活躍している大谷選手もポスティングシステムで移籍しました。

エンゼルスは2000万ドルの譲渡金で大谷翔平選手を獲得しました。

ちなみに、大谷翔平選手の契約金は231万5000ドルで、日本円で約2億6000万円でした。

大谷翔平選手は当時23歳で、ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手として扱われたため、マイナー契約しか結ぶことができず、契約金も各球団の総額に制限が設けられていました。

ポスティングシステム2019(プロ野球)で筒香はどうなる?

ポスティングシステムは2013年と2018年に改正されており、移籍しようとしている選手の所属球団には不利になるようになってしまいました。

まだ分かりませんが、筒香嘉智外野手を送り出すDeNAが手にする譲渡金は、それほど高額にはならないのではないか?と言われています。

選手はMLBコミッショナーが選手名を告知してから30日間、入札の意思を示したすべての球団と交渉が可能です。

以前であれば、単純に譲渡金の金額で交渉権が決まりましたが、現在では色んな条件面を比較して球団が決めることができます。

以前よりも交渉が高度で詳細なものになっているのは間違いありません。

ちなみに、筒香嘉智外野手の交渉は日本側の筒香のマネジメント会社であるプロスペクト株式会社と、アメリカのエージェント会社「ワッサーマン」が当たることになります。

ワッサーマンはヤンキースのジャンカルロ・スタントンや、記憶に新しいところであれば、NBAのウィザーズの八村塁等の代理人も務めた実績があります。

ポスティングシステムで契約に至らなくても、翌年海外FA権を行使してアスレチックスに移籍した中島裕之内野手がいます。

筒香嘉智外野手は、海外FA権取得は催促で2021年シーズンとなります。

筒香嘉智外野手は、ポスティングシステムでの移籍を容認し、自身を育ててくれた球団への感謝の思いを述べています。

自身のメジャー挑戦を理解してくれた球団に報いるためにも、なんとしても契約に結び付けたいと考えていることでしょう。

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ポスティングシステム(プロ野球)で過去にメジャー移籍した選手一覧!

上昇男性

ポスティングシステムで過去にメジャー移籍した選手を一覧にまとめました。

年度 選手 元の所属球団 落札球団 落札金額
1998 アレファンドロ・ケサダ 広島 シンシナティ・レッズ 40万1ドル
2000 イチロー オリックス シアトル・マリナーズ 1312万5000ドル
2001 石井一久 ヤクルト ロサンゼルス・ドジャース 1126万4055ドル
2002 ラモン・ラミーレス 広島 ニューヨーク・ヤンキース 30万50ドル
2003 大塚晶文 中日 サンディエゴ・パドレス 30万ドル
2004 中村紀洋 近鉄 ロサンゼルス・ドジャース 非公表
2005 森慎二 西武 タンパベイ・デビルレイズ 75万ドル
2006 松坂大輔 西武 ボストン・レッドソックス 5111万1111ドル11セント
2006 岩村明憲 ヤクルト タンパベイ・デビルレイズ 450万ドル
2006 井川慶 阪神 ニューヨーク・ヤンキース 2600万194ドル
2010 西岡剛 ロッテ ミネソタ・ツインズ 532万9000ドル
2011 青木宣親 ヤクルト ミルウォーキー・ブルワーズ 250万ドル
2011 ダルビッシュ有 日ハム テキサス・レンジャーズ 5170万3411ドル
2013 田中将大 楽天 ニューヨーク・ヤンキース 2000万ドル
2015 前田健太 広島 ロサンゼルス・ドジャース 2000万ドル
2017 大谷翔平 日ハム サンディエゴ・パドレス 50万ドル

ポスティングシステム(プロ野球)でメジャー移籍に至らなかった選手一覧!

泣く男性

ポスティングシステムを利用したからと言って、必ず契約できるというわけではありません。

手を挙げる球団がなければ、当然移籍できません。

年度 選手 元の所属球団 落札球団 備考
1998 ティモニエル・ペレス 広島 入札球団無し 広島と再契約
2002 大塚晶文 近鉄 入札球団無し 近鉄と再契約後、中日へ金銭トレード
2005 入来祐作 日ハム 入札球団無し 自由契約となり、ニューヨーク・メッツと契約
2008 三井浩二 西武 入札球団無し 再手続き・西武と再契約
2010 岩隈久志 楽天 オークランド・アスレチックス 入札金額は1910万ドル
契約に至らず、楽天と再契約
2011 真田裕貴 DeNA 入札球団無し 自由契約となり、巨人と契約
2011 中島裕之 西武 ニューヨーク・ヤンキース 入札金額は250万ドル
契約に至らず、西武と再契約
かねお
かねお
入札されても、契約に至らないパターンもあるんだな!
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まとめ

要約リスト
  • ポスティングシステムとは、主としてFA(フリーエージェント)でない選手がメジャーリーグ(MLB)への移籍を希望した場合、その選手が所属している球団が行使する制度のことを言う。別名入札制度。
  • 選手がポスティングシステムの利用を、球団に許可されたとしても、獲得に乗り出すメジャーの球団が無かった場合、元の球団に戻る場合も多い。メジャーを経験して日本の球団に戻る場合は、過去に所属していなかった球団に移籍する場合もある。
  • 大谷翔平選手は、譲渡金2000万ドルでエンゼルスに移籍した。
  • DeNAの筒香嘉智外野手は、2019年オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指しているが、譲渡金はそれほど高額にはならないのではないか?と言われている。
  • ポスティングシステムでメジャー移籍した選手の中で最も高額な譲渡金で移籍した選手は、ダルビッシュ有投手。
  • ポスティングシステムは、手を挙げる球団がなければ移籍できないが、入札する球団が合っても契約に至らないパターンもある。

いかがでしたか?

筒香嘉智外野手は、どこか獲得に動く球団があればいいですね!

大体の人が筒香嘉智外野手は、メジャーでは通用しないという見方が多いのではないでしょうか?

それを覆す活躍を見せてほしいです!

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