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レジ袋有料化はいつから義務化?いくら?メリット・デメリットは?

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スーパーやコンビニ等で買い物をしたときに、レジ袋で商品を持ち帰るのは当たり前になっていますが、有料化が義務化されるということをご存知でしょうか?

いつから有料化され、いくらになるのか気になりますよね!

今回は、レジ袋有料化がいつから義務化され、いくらになるのか、メリット・デメリット等も合わせて解説します。

レジ袋が有料化される理由は?効果やメリットは?

レジ袋

深刻な海洋汚染の原因となっているプラスチックごみを削減するために、レジ袋の有料化が義務付けされる提案がされています。

プラスチックの排出量は2030年までに25%削減が目標とされており、その取組の一環です。

日本国内で消費されるレジ袋は年間305億枚と莫大です。

1人当たり年間約300枚のレジ袋を使っているという計算になります。

レジ袋をこれだけ作るのに必要な石油量は約60万キロリットル!

よくテレビで、鹿やクジラの胃袋からプラスチックごみが大量に出てきたとか、亀にプラスチックが刺さっているとか、プラスチックごみにより色んな問題がありますよね。

プラスチックは自然に還ることはありませんので、ずっと残ります。

スーパーはエコバッグで商品を持ちかえっている人も多い印象ですが、コンビニでエコバッグを使っている人は一度も見たことがありません。

私もコンビニは平日、出勤前に毎日寄っていますし、レジ袋が有料化は影響があります。

ただみんなが環境に対して配慮をし、エコバッグを持ち歩くようになれば、プラスチックごみは減るでしょう。

レジ袋の原料となる石油消費量の削減にもなります。

レジ袋は燃やすとCO2が発生しますが、レジ袋を削減することにより温暖化防止にも効果があるとされています。

これらはレジ袋有料化のメリットと言えるでしょう。

レジ袋有料化のデメリットは?

泣く男性

一方で、レジ袋有料化のデメリットは何なのでしょうか?

これはやはり、私たち消費者にとっては、エコバッグを持ち歩くのが面倒ということが一番ではないでしょうか?

荷物を持たずに手ぶらで歩きたい方も多いはずです。

買い物に行くときに、忘れそうでもありますよね。

買い物目的で出かけるときではなく、何かのついでに買い物をすることも多いと思いますが、その場合、エコバッグを忘れてしまうことも多いのではないでしょうか?

エコバッグ忘れる度にレジ袋を購入するのは無駄ですよね。

また、こんな意見もあります。

本当に環境保全につながるのか疑問」という意見です。

確かにレジ袋有料化が実施されれば、確実にレジ袋消費量は減るでしょう。

ごみを出すときはゴミ袋に入れて出しますが、スーパーのレジ袋で代用している人も多いはずです。

レジ袋が有料化された分、ごみ袋を購入するのでは意味がないのでは?という意見ですね。

確かに、これでは意味がありませんし、レジ袋の値段を高く設定するとか、レジ袋完全撤廃でもしないと効果がないようにも見えます。

レジ袋有料化はいつから義務化?

カレンダー

レジ袋の有料化はいつから義務付けられるのでしょうか?

2020年には東京オリンピックがあります。

政府としては東京オリンピックの開催までには実施したいようですが、具体的にいつから実施されるのか決定されておりません。

見通しとしては2020年4月以降、スタートさせたいということです。

環境省では、レジ袋は1枚当たり数円を想定しているということですので、おそらく5円前後ではないでしょうか?

海外ではレジ袋を数十円に設定したところ、40%の削減効果があったようです。

もしかしたら、これぐらい高額にしないと効果がみられない可能性もあります。

かねお
かねお
30円とかになったらさすがに抵抗がある!
かねこ
かねこ
うまい棒3本分・・・!

レジ袋有料化はコンビニも義務化?

ファミペイ

イオンは既に全店レジ袋有料化されていますが、コンビニも義務化の対象です。

調査したところ、セブンイレブンでも2030年までにプラスチック製レジ袋を全廃する計画を公表しており、他のコンビニでも追随すると思われます。

一部セブンイレブンでは、プラスチック製の袋と紙袋を客に選択してもらう実験も開始しており、使い勝手を考慮して、代替品の検討を進めるということです。

ユニクロやGUでもレジ袋をプラスチック製ではなく、紙袋に切り替える等、プラスチック削減の取組も開始されております。

レジ袋有料化反対の声も!

Twitter

Twitter上でレジ袋有料化に対する意見をチェックしてみると、反対の声も結構多いです。

共通しているのがレジ袋は国内で出る年間プラスチックごみの2%程度で、効果が少ないのでは?という意見です。

この円グラフを見ると、確かにレジ袋有料化したところで微々たる効果のような気もしてきます。

まとめ

要約リスト
  • 深刻な海洋汚染の原因となっているプラスチック排出量を2030年までに25%削減するための一環として、レジ袋の有料化が義務付けされる提案がされている。
  • レジ袋の原料は石油のため、石油消費量の削減にもなり、燃やすと発生するCO2の発生も抑えられ、温暖化防止にも効果があるとされている。
  • レジ袋が有料化されると、エコバッグを常に持ち歩かなければならず面倒。本当に環境保全につながるのか疑問という声もある。
  • レジ袋の有料化は2020年4月以降スタートさせる見通し。
  • レジ袋の有料化の義務付けはコンビニも対象で、既に実験的に実施している店舗もある。
  • レジ袋は国内で年間に出るプラスチックごみの2%にしか満たず、レジ袋を有料化したところでプラスチックごみ削減にはほとんど効果がないのではないか?という声も多い。

いかがでしたか?

確かにレジ袋有料化に対して反対の意見も一理あると思います。

プラスチックごみを本当に削減したいのであれば、プラスチックごみを多く出しているところを先に対策すべきだというのも分かる気がします。

ごみのポイ捨てに対して罰則を設けたり、リサイクルの強化が先のような・・・?

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