Wavesという仮想通貨が話題になっています。
なぜ話題になったのかというと、あの与沢翼さんが投資したからです。

一体どんな仮想通貨で将来性が気になりますね。
今回は、Waves(仮想通貨)が買える取引所、使い方やウォレット、将来性等、Wavesについて気になることをまとめました。
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Waves(仮想通貨)とは?

Waves(ウェーブス)は、企業向けの多機能プラットフォームとして開発されたNxt(ネクスト)から派生した仮想通貨です。
Wavesはロシアで生まれた仮想通貨なのですが、ロシアの読み方だと「ワベス」ということで、XRPを所有している人はリップラーと呼びますが、Wavesを所有している人は「ワベラー」などと呼ばれているようです。
Wavesの開発者は元々Nxtの開発に携わっておりましたが、運営の中でバージョンアッププロジェクトを巡って意見対立が起こりました。
Nxtはアップデートのためにメインのブロックチェーンを補助するサイドチェーンを導入することになったのですが、サイドチェーンの取引を承認していくためにはNxtではなくFxtというトークンが配布されることになり、ホルダーにより大量売却されてしまい、価格が暴落してしまうのでは?と懸念されていました。
バージョンアップするための対策が価格の暴落につながりかねないということで、意見が対立し、Nxtから分裂し、Wavesが誕生したという経緯だったんですね。
以下の表がWavesの基本情報になります。
プロジェクト名 | Waves(ウェーブス) |
---|---|
通貨単位 | Waves |
総発行数 | 100,000,000Waves |
公式サイト | https://wavesplatform.com/ |
Twitter |
https://twitter.com/wavesplatform |
ホワイトペーパー | Whitepaper |
Wavesの特徴は大きく分けて3つあります。
- オリジナルトークンを発行できる
- 分散型取引所(DEX)の基軸通貨として使われる
- Waves-NGというマイクロブロックによる高速送金
1つ1つ見ていきましょう。
オリジナルトークンが発行できる
WavesはNxtが持っていたオリジナルトークン発行機能を引き継いでいます。
イーサリアムも誰でもオリジナルトークンを発行することができますね!
しかし、Wavesの方がオリジナルトークンを簡単に発行できます。
Wavesの専用ウォレットをインストールし、新規発行したいトークンの名前や説明、総発行数、最小単位等を決めるだけで発行できてしまうのです。
また、機能を自由に変更することができます。
分散型取引所(DEX)の基軸通貨として使われる
Wavesは専用ウォレットに独自の分散型取引所(DEX)を統合しています。
ウォレットとDEXを統合すると、非常にメリットがあります。
取引する度に取引所に送金する手間がありませんし、秘密鍵を自分で管理できるため、セキュリティが高いです。
さらに、WavesのDEXは他の通貨とのゲートウェイとして使うことができます。
BTC、ETH、BCH、LTC、ZECの仮想通貨の他にもUSD、EUR等の法定通貨との交換もできます。
DEXの基軸通貨でありながら、他の通貨でも取引を可能にすることで、高い流動性を実現しているというわけです。
これによって、Wavesは、誰もが自由にトークンを発行することであらゆるものの価値をトークン化することができるプラットフォームを目指しています。
Waves-NGというマイクロブロックによる高速送金
Wavesは「Waves-NG」というマイクロブロックにより、高速送金を実現しています。
その速さは100トランザクション/秒です。
これは、次のブロックを生成するマイナーを事前に決めておき、そのマイナーが「キーブロック」というブロックの枠組みを作成し、その中にトランザクションを詰めていくという方式のアルゴリズムです。
こうすることで、次のブロックの生成を待たなくても、トランザクションごとに承認されるため、高速送金ができるというわけです。
現在のままでも速いですが、Wavesは現在の10倍の1000トランザクション/秒を目指しているということです。
Waves(仮想通貨)はどこで買える?上場取引所は?

Wavesはどこの取引所で買えるのかと言いますと、現在では多数の取引所に上場しております。
しかし、日本では現在どこにも上場していませんので、日本の取引所では購入することができません。
では、どこで購入したらよいのかというと、やはりBinanceが最も取引高が多いので、おすすめです。
もし、あなたがBinanceに登録していないのであれば、登録をおすすめします。
Waves(仮想通貨)の将来性は?

Wavesは与沢翼さんが投資したということで、日本で非常に話題になっていますが、将来性はあるのでしょうか?
Wavesは需要があり、価格を維持していますが、欠点があります。
WavesはNxtから派生してできた仮想通貨のため、完全なスマートコントラクトは実装されていません。
簡単に発行できるオリジナルトークン、色んな通貨に対応した流動性の高いDEX、Waves-NGによる高速送金、これにスマートコントラクトが加われば、仮想通貨で類を見ない多機能なプラットフォームとなり、さらに需要が高まり、価格が暴騰する可能性があるでしょう。
Waves(仮想通貨)のチャートは?
これは2019年5月18日現在のBinanceのWaves/USDTのチャートです。

最近はちょっと価格が落ちてきていますが、これからではないでしょうか?
与沢翼さんが投資したことで私はWavesを知りましたが、実は時価総額35位なんですよね。
Waves(仮想通貨)が保存できるウォレットは?

WavesはWaves Walletで保管することができます。
WEB版/iPhone版/Android版それぞれ用意されております。
Waves Walletはインストールすれば、すぐに取引が開始できます。
通常ですと、ウォレットから取引所に送金しなければいけませんが、Waves Walletではすぐに取引できます。
ブロックチェーン上で取引を行うWaves Walletであれば、改ざんの心配がなく、セキュリティが高いです。
Waves(仮想通貨)でエアドロップがもらえる?

Wavesのマイニングアルゴリズムは、LPoS(Leased Proof of Stagke)と呼ばれる独自の仕組みです。
Wavesをたくさん保有しているほど報酬が得られやすい仕組みですが、その仕組みの名前にも付けられている「Leased」とあるように、Wavesをリース(貸付)する必要があります。
リースするのは10,000Waves以上保有しているマスターノードにです。
よって、マスターノードの保有しているWavesが増えるため、マスターノードがPoSによるブロック報酬が得やすくなります。
マスターノードが得たブロック報酬のうち、自分がリースしたWavesの量に応じ、その一部を報酬として受け取ることができるというわけです。
しかし、LPoSでは、ブロック報酬とは別に、Waves上で発行されたオリジナルトークンがエアドロップとしてもらえることがあります。
このトークンもDEX上で取引が可能ですので、Wavesをただ受け取るだけではなく、多くの報酬をもらえることになります。
まとめ
- Waves(ウェーブス)は、企業向けの多機能プラットフォームとして開発されたNxt(ネクスト)から派生した仮想通貨で、オリジナルトークンが発行できる/DEXで基軸通貨として使われる/Waves-NGというマイクロブロックによる高速送金が可能という特徴がある。
- Wavesは現在、多数の取引所に上場しているが、購入したい場合はWavesが上場している取引所で購入する必要がある。(Binanceがおすすめ。)
- Wavesは、簡単に発行できるオリジナルトークン、色んな通貨に対応した流動性の高いDEX、Waves-NGによる高速送金、これにスマートコントラクトが加われば、仮想通貨で類を見ない多機能なプラットフォームとなり、さらに需要が高まり、価格が暴騰する可能性がある。
- WavesはWaves Walletで保管することができる。
- ブロック報酬とは別に、Waves上で発行されたオリジナルトークンがエアドロップとしてもらえることがある。
いかがでしたか?
Waves気になりますね。
与沢翼さんは投資をする前にしっかり利益が出るものかどうか精査をしていると思いますが、いずれリップルの時みたいになるかもしれませんね。
日本の取引所には上場していませんが、注目の銘柄ですね。