WoTokenは2019年3月初旬に日本に上陸し、爆発的に流行っています。
私も3月のうちに登録しましたが、近々完全撤退を考えています。
その理由は、ポンジスキーム(詐欺)かもしれないからです。
ポンジスキームだと思ってやっている方もいるかもですが(笑)
今回は、WoTokenから撤退を考えるに至った理由を話したいと思います。
コンテンツ
WoTokenとSBIは提携していなかった!

WoTokenの提携先として「SBI」とサイト上に記載がありました。
しかし、現在は「SBI」のロゴは消えています。
WoTokenはSBIと提携していないのに載せてたのが気になるんだよな‥。
今は指摘を受けてなのか消えてるし。 pic.twitter.com/OEvwfOspPg— かねろぐ (@kanelognet) April 24, 2019
左がSBIありのとき、右が現在。
「COIN OTAKU」のサイトでは、実際にSBIにWoTokenと提携しているのか問い合わせたところ、「提携していない」という回答があったのだそうです。(自分が問い合わせたわけではありません。)
Wo tokenの記事に虚偽の説明がありましたこと深くお詫び申し上げます。
Wo tokenのHPから Ecological Linksの情報を持ってきて出資者一覧として記事に記載しましたが、みなさんからSBI HDは本当に出資しているのかという問い合わせが来ました。
コインオタクが本件について、SBI HDに問い合わせをした所SBIHDはWo tokenへの投資を否定しました。
現在のところSBIHDがプロジェクトに対して出資している事実は一切ないです。
Wo tokenの公式サイトにSBI HDのロゴが掲載されている事に関しては記載されている理由を現在調査中になります。
引用:COIN OTAKU
こちらの記事の冒頭にこのように記載されています。
実際どういうつもりで掲載していて、削除するに至ったのかはわかりませんが、指摘を受けて、「SBI」のロゴを削除したのでは?という気がしてなりません。
「ECHOLOGICAL LINKS」というタイトルで、その下にいろんなロゴが掲載されていますが、そもそも「ECHOLOGICAL LINKS」って何なのでしょうね?
直訳しても全く「提携先」という意味とは違う気がします。(わかる方、教えてくれたらありがたいです。)
ICBウォレットでも同じような事案が!

WoTokenとは別の配当型ウォレットの「ICBウォレット」でも同じようなことがありました。
ICBウォレットのサイト上に以前は複数の取引所のロゴが掲載されていました。
しかし、現在はどこのロゴも掲載されていません。
こちらのブログ記事によると、全部の取引所に自分で本当に提携しているのか問い合わせたようですね!
回答があった取引所、回答がなかった取引所があったようですが、「提携している」と回答した取引所は1つもなかったようです。
それを受けてか、全ての取引所のロゴの掲載をやめました。
このブログ記事は私はICBウォレットに登録する前から読んでいましたが、これは特に問題ないのでは?と思っています。
提携先と勘違いされるため、全部掲載をやめたのでは?と。
ICBウォレットはアービトラージによる利益を配当として分配しています。
アービトラージとは、取引所間のコインの価格差を利用して利益を出すことですが、アービトラージに利用している取引所をただ単に全部掲載していただけでは?と私は思ったからです。
WoTokenはimTokenとも提携していない?

WoTokenとSBIは提携していなかったということがわかりましたが、imTokenとも提携していないことがわかりました。
最近いろんな方がWoTokenとimTokenとの提携の情報を流していましたが、SBIと実際は提携していなかったということもあり、これも嘘なんじゃないか?と疑い、imTokenのTwitterに問い合わせてみました。
すると、「No(提携していない)」とだけ回答がありました!
No
— imToken (@imTokenOfficial) April 25, 2019
他にも私と同じように、imTokenとの提携に疑問を持っていた方がいたようです。
imToken is not partner of wotoken.
imToken answer "no".
why everyone say partner?#wotoken https://t.co/OIujmsESFP
— CryptoCurrency.news (@locoimportcom) April 25, 2019
I think Wotoken will delete imToken information.
They deleted logo of SBI.#wotoken
— CryptoCurrency.news (@locoimportcom) April 25, 2019
「SBIのロゴも消したし、imTokenのロゴも削除されるだろう」と言っています。
多くの方がimTokenと提携したと言っていますが、私が思っている「提携」と意味が違うんでしょうか?
imTokenは使ったことはありませんが、imTokenのサイトをチェックしてみると、ERC20トークンがサポートされており、トークン契約アドレス等を入力しなくても自動で検出されるので、マイイーサウォレットのように手動で追加する必要がないそうです。
WORも自動で検出されるということを「提携」と言っているのでしょうか?
謎です。
私の感覚だとそれは提携とは言わないですが・・・。
WoTokenのアプリはアプリストアからのダウンロードではない!

WoTokenのアプリはアプリストアからのダウンロードではなく、アプリストアを介さずにダウンロードできる非正規のアプリです。
これも不安な点です。
頻繁に「ネットワークの品質が悪いです」というメッセージが表示され、アプリが正常に動かなかったりすることが非常に多いです。
メンテナンス中のときも表示されますし、出金しようとしたときにも表示されたことがありました。
バグは日々改善され、アップデートは繰り返されているのかもしれませんが、不安な点です。(特に大金を出金したときとか!)
WoTokenはポンジスキーム(詐欺)なのか?

仮想通貨では、今までいろんな詐欺がありました。
少し前はICO詐欺。
上場前のコインを売り出して、お金だけ取って配布しないとか、マージンを大幅に取るとか、上場はしたものの上場廃止になり、電子ゴミと化したコインもありました。
最近ではHYIPを利用した詐欺。(HYIP自体詐欺だという突っ込みはなしで(笑))
参加するのは無料なのに、参加するのに〇万円必要だとか言って金取るやつね。
他にも日本ではセナーのような事件もありました。
そして、超最近では、配当型ウォレットを使った詐欺行為が横行しているようです。
配当型ウォレットはアービトラージでの利益を配当として出していますが、ダウンなしでの運用では大した利益は出ないです。
ダウンありの運用とダウン全くなしでの運用では全然違うわけですね。
そのため、自分の紹介コードで登録してくれた人には2ETHプレゼント!という感じで、募集する人も出てきました。(私も一時期同じようなことをやっていましたが(笑))
実際に登録しても配布しないという輩も出てきており、ETH還元で釣って登録させて、その後ETHを配布せずドロンみたいなね。
本当に詐欺だらけです。
WoTokenは第2のPLUS TOKENだと言われています。
PLUS TOKENは詐欺だ詐欺だと言われていながら、当初の100倍以上の価値に跳ね上がっています。
WoTokenはその前例があるため、WORの価値の上昇を狙って登録者がめちゃくちゃ増えています。
私もその一人でした。
ただ、昨日まで私は約7000ドルをWoTokenに入れていましたが、危険なので1000ドルちょっとだけで運用することにしました。
とりあえず今日22ETHほどウォレットに移動しました。(着金まで4時間近くかかりました!)
正直WoTokenがポンジスキームなのかはわかりません。
しかし、怪しい点が複数あるとなるとやはり危険だと言わざるを得ません。
みんなが言うことですが、無くなってもいい余剰資金で投資しましょう。(無くなってもいい金なんかないが!(笑))
配当型ウォレットが乱立しすぎている!

最近、配当型ウォレットが乱立しすぎているように思います。
2019年3月にWoTokenが日本に上陸して、4月に今度は2つまた似たような配当型ウォレットが上陸。
詳しく調べてはいませんが、運営がPLUS TOKENと同じだとか、そんな情報も流れていますよね。
あまりにも多くの配当型ウォレットが登場してくるので、なんとなく危険なニオイがします。
よくリスクを分散させるために分散投資が大事だと言いますよね。
4月初めにはBTCの暴騰で複数のHYIPが飛びまくりました。
HYIPだけに投資していてはいけないということは改めてわかりました。
そんな中ウォレット系は生き残っています。
だからと言って、ウォレット系のみに投資するのも、運営が同じならリスク分散にならないと思います。
PLUS TOKENは当初の100倍以上にもなって成功しているじゃないか!と言う方もいるかもしれませんが、BitConnectのようにならないとも限りません。

今日は大丈夫でも明日1/10になってしまった!とかそんなことが起こりえないとも限りません。
やはりこういうのは欲をかきすぎてはダメですし、撤退し時を間違ってしまうと大変なことになるのかな、と。
WoTokenからの出金は手数料に注意!

この記事を読んで全部ウォレットや取引所に出金してWoTokenをやめようという方もいるかもしれません。
その場合、手数料には注意してください。
WoTokenに登録して45日以内だと5%も手数料が取られます!(45日経っていれば1%)
Apolloから移動するとき、手数料が取られる旨のメッセージは表示されないので注意が必要です!
私はやらかしました(汗)
まとめ
- WoTokenはSBIと提携していないが、サイト上にロゴが掲載されていた。(現在は削除されている。)
- ICBウォレットでも各取引所と提携していないが、複数の取引所のロゴが掲載されていた。(アービトラージに使っている取引所で提携ではない?)
- WoTokenはimTokenと提携しているという情報を複数の方が流しているが、imTokenのTwitterアカウントに問い合わせたところ、「No」という回答があった。
- WoTokenのアプリはアプリストアからのダウンロードではなく、サイトから直接ダウンロードの非正規のアプリである。
- 最近配当型ウォレットが乱立しすぎている。
- WoTokenから出金する際は、手数料に注意。(WoToken登録後45日以内だと5%、45日経過している場合は1%が取られる。)
いかがでしたか?
私も最初はWoTokenにかなり期待していました。
どこどこと提携したとか、どこどこに近々上場するとか、目まぐるしいスピードで計画が進んでいてすごいなと思っていましたが、1つならまだしも、怪しい点が複数見つかったので、撤退します。
やはり個人的にはICBウォレットが投資した通貨でも増えますし、独自トークンも増えますので、投資した仮想通貨の値上がりにも期待しつつ、独自トークンの価値の爆上げも狙えて楽しみが大きいです。

全ての投資にはリスクが伴います。
万が一運営が破綻した場合などには、資産を失う可能性もありますので、理解されている方のみ自己責任にてご参加ください。